自然食はおいしい:札幌・ペットフード店「ポペット」
ペットにも自然食を /北海道
◇安全基準なく病気も多く
化学物質まみれの食品があふれる人間界以上にペットの食環境もひどいことになっているらしい。
「ペットにも自然食を」と昨年12月に札幌市中央区南16西7に開店したペットフードの店「ポペット」(本田千晶代表)を訪ねた。
【山田寿彦】
「ペットの病気が増えています。一番多いのはアトピーなどのアレルギー。ほかに腎臓、心臓、肝臓の病気ですね。うつ病も多い」。
代表の本田さんの印象だ。うつ病を除くと、動物性たんぱく質の取り過ぎなど食との因果関係が強く疑われるという。
ペットフードには国の安全基準がなく、メーカーの自主基準だけ。「原材料が表示されているだけでも良心的」というのが実態で、ベトナム戦争で米軍が使った枯れ葉剤の原料にもなった毒物が酸化防止剤として使われていることもある。
本田さんは自分の食生活を見つめ直す中で問題意識を持った。玄米と野菜、少しの魚中心の食事に切り替えたのをきっかけに、「さて、我が家の猫は何を食べているのか」と気になった。調べ始めてがくぜんとし、出店を思い立った。
店の理念は (1)現状についての情報発信 (2)良質な食材の提供 (3)生き物にとって食とは何かに気づいてもらう−−が柱。
ドイツのボッシュ社、オランダのヤラー社の無添加フードを中心に扱っている。
オーガニック素材を使った「青い空 流れる雲」製の焼き菓子も販売。
「ペットに自然食とはぜいたくな」と思う向きもあるかもしれないが、飼い主にとっては家族の一員。
大事なペットが知らず知らずジャンクフードの餌食にならないよう気をつけたい。
月1回、ペットヒーリングセラピーも実施している(予約制)。
営業時間は午前10時〜午後6時。
木曜定休。
電話011・532・7708。
ホームページはhttp://www.poppet.biz/
毎日新聞 2007年3月24日
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